中国外務省の華春瑩報道官は2日の記者会見で、中国とインド双方が、国境問題について今密接な意志疎通と協議を行っていることを明らかにしました。
これは、華報道官が「両国の国境地帯における軍隊の対峙についての3度目の協議が失敗したことは両国関係に影響を与えるだろう」とのインドメディアの報道について記者からコメントを求められた際答えたものです。。
華報道官は「双方は国境問題についての協議と協調業務メカニズムに基づき、関連のルートを通じて密接な意思疎通と協議を行っている。これらの協議は、双方が互いに相手側の関心事と立場を一層理解と問題のいち早い適切な解決にも有利だ」と述べました。
華報道官はまた「中国とインドの国境問題は歴史に残された問題である。双方は、この問題が両国関係の全般的な発展に影響を与えるべきではないという点で重要な共通の認識に達した。双方には絶えず友好協力関係を発展させていき、両国間の食い違いと問題を処理していく知恵と能力があると我々は信じている」と強調しました。(Katsu)
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