席上、双方は相互尊重と互恵協力によって両国の全面的な戦略パートナーシップを推進することで一致しました。
習主席は「中国とフランスはいずれも独立の精神を持つ大国として国民と子孫の福祉を充実させるために努力している。文化や社会制度が異なる両国は互いに支持し合って協力を深め、互恵共栄の道を歩む必要がある」との考えをしました。
これに対しオランド大統領は「中国との戦略的パートナーシップが1990年に構築されて以来、両国は戦略対話、経済・財政・金融対話、および毎年行われている首脳会議を通じて世界の政治、グローバル・ガバナンス、紛争の解決、温暖化対策など重要な問題で意見の一致に努力してきた。双方はいずれも独立と主権への尊重を強調し、多極化する世界の構築など多くの問題で同じ見解を持っている」と述べました。
両国の経済協力と貿易について、習主席は「双方は戦略的見地から利益を融合させて第三国市場を開拓し、都市化、現代農業、新エネルギーなど分野の協力を一層拡大して両国関係の発展を支えていくべきだ」との期待を述べました。
会談後、両国政府と企業は民間航空、原子力発電、電力、金融保険、都市の持続可能な開発、観光、文化などにわたる20件近くの契約や協力文書に調印しました。
なお、オランド大統領の中国訪問には60人のフランス企業代表団が随行しています。(ジョウ)
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