4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。中国教育学会の家庭教育専門委員会は、自閉症患者を抱える家庭のために専門的な指導を行うため、「自閉症研究指導センター」を立ち上げました。
調査によりますと、中国では、0-6歳の児童のうち1.10%に当たる11万1000人が精神障害を抱えています。そのうち、自閉症が原因で精神障害者を抱える児童の割合は36.9%で、およそ4万1000人となっています。
自閉症研究指導センターは、自閉症に対する知識の宣伝と普及、自閉症児とその家族への科学的なサポートに力を入れると共に、海外の進んだ技術や教育理念を積極的に導入し、自閉症児とその家族へのサポートを全国で展開するほか、国内外の研究者の交流に力を入れ、シンポジウムの開催や課題研究を進めていくということです。(朱丹陽 中原)暮らし・経済へ
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