中国国務院は近く『都市部の公共交通機関を優先的に発展させる指針』を公布し、公共交通カード「一卡通」が、異なる都市の間でも使える機能の実現を促進するということです。

　指針では、「十二・五」期間中に、更に都市部の公共交通システムの建設を補強し、全面的に公共交通カードを普及をさせ、様々な交通機関での応用を速めることなどを指摘しています。また、交通機関システムの補強を速めると同時に、地域制限なしに都市間で使える交通カードを実現するということです。

　現在、中国広東省の珠市、中山市では、すでに双方の都市間で通用する公共交通カードが利用されていて、他にも多くの都市部が検討中だそうです。（トントン、志摩）　暮らし・経済へ