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 共産党中央政治局会議、活動方法改善の規定を審議

2012-12-04 21:53:40     cri    

 中国共産党中央政治局は4日に会議を開き、活動方法を改善し、民衆との関係を緊密化するための中央政治局の8つの規定を審議し、2013年の経済活動を検討しました。中国共産党中央の習近平総書記が会議を主宰しました。

 会議では、「幹部、特に高級幹部の活動方法は、党の気風と政府活動、ひいては社会全体に影響を与える。方法の改善はまず、中央政治局から始めなければならない。人に求めたことは自ら率先して行い、人に禁じたことは自らも断固として行わず、良好な共産党の気風を以って、政府活動や社会の気風を導き、民衆の信頼と支持を真に得なくてはならない。大きな決断を下し、活動方法を改善し、民衆の関心が高い問題を確実に解決し、民衆との深い繋がりと連携を終始保つべきだ」と強調しました。

 会議は活動方法を改善し、民衆との関係緊密化のための8つの規定に関して合意しました。この8つの規定は「1.中央政治局全員は調査研究方法の改善を行い、末端組織で調査する場合、実際の状況を深く調べ、民衆に学び、実践から学び、民衆の声に耳を傾ける。幹部と意見を多く交わし相談を重ね、困難と矛盾が集中し民衆からの意見が多いところへ行かなければならず、けっしてごまかしたり、形式主義的な態度をとってはならない。また随行の人数を減らし、接待を簡素化し、スローガンやバナーを掲げたりはせず、民衆の出迎えと見送りを手配せず、迎賓のために絨毯を敷いたり、草花を置いたり、宴会を行ったりはしない。2.会議の活動を簡素化し、会議のやり方を着実に改善する。中央の名義で各種の全国的会議を開いたり、重要な活動を開催したりすることを厳しく抑制する。活動を雑に手配したり、要求だけを出したりする会議を開かない。中央の許可がなければ各種のテープカットや定礎式、祝賀式典、記念式典、表彰式典、博覧会、シンポジウム及び各種のフォーラムには一切出席しない。会議の実効力を高め、短い会議で話しを短くまとめ、空論と常套句を使わない。3.文書報告と状況説明を簡潔にし、気風を着実に改善しなければならない。実質の内容のない文書、出さなくてもいい文書と状況説明は一切提出しない。4.外遊活動を厳しく管理し、外交活動の全般的情勢のニーズに基づいた外遊活動を手配し、随行者を厳しく抑え、規定に沿った交通手段を利用し、通常は中国資本の企業、華僑華人、留学生の代表による空港への出迎えや見送りは手配しない。5.警備活動を改善し、民衆との関係緊密化に役立つ原則を堅持し、交通管制を減らし、通常の状況下では道路を閉鎖せず、会場から全ての人を退出させたりはぜず、また閉館したりはしない。6.報道活動を改善し、中央政治局の幹部の会議やイベントへの出席については、活動の需要やニュースの重要性、社会的効果によって報道するかどうかを決める。そしてその報道の数、字数、時間の長さをさらに縮める。7.関連文章の発表を厳しく規制し、中央が統一的手配を行ったもの以外、個人の著作、談話の単行本は一般に出版せず、祝賀の書簡や祝電を送らず、題字、題辞を行わない。8.勤倹節約を励行し、廉潔な政治を行うための関連規定を遵守し、住宅の割当、車の配置などの活動と生活待遇に関する規定を厳格に執行しなければならない」と要求しました。

 会議は「これら規定を設ける指導的思想は、党を厳しく管理し、活動方法を改善し、民衆との関係を密接にすることにあり、これが党と人民の事業の勝敗にかかわっている」と強調しました。

 また、会議は今年の経済活動について、「世界経済の回復が鈍化し、国内の経済成長が低下するという大きな圧力を前に、共産党中央と国務院の正しい指導の下で各地域と各部門が科学的発展観をテーマとし、経済の成長モデルの転換の加速をメインラインとし、安定してこれを進めるという活動的基調に従った。さらに経済情勢の変化に基づきマクロ調整を強化し改善し、安定成長に力を入れ、構造の調整、改革の促進、民生の重視に尽力してきた結果、わが国の経済は安定した成長ぶりを見せ、ポジティブな要素が増え、年間の経済社会発展計画が実現された」と評価しました。。

 今後の活動について会議では「中国共産党第18回大会の精神を深く学び、これを実施し、鄧小平理論、『三つの代表』の重要な思想と科学的発展観の指導の下に、科学的発展観と経済の成長モデルの転換の加速をめぐり、経済成長の質と効果向上を中心任務とし、安定の中で進歩してゆく。開拓と革新を行い、着実なスタートを切り改革開放をより深め、イノベーションの原動力を一層強化し、マクロ調整を強化し改善していく。同時に内需拡大に務め、経済構造の調整に力を入れ、民生の保障と改善の強化を図ることによって、経済発展の内的活力と原動力を強め、物価を安定させ、経済の健全で安定した発展と社会の調和と安定を実現していく」としています。

 このほか「マクロ経済政策の連続性と安定性を保ち、指向性と有効性の向上に力を入れ、予備調整と微調整を適時、適度に行い、政策の協調を強化していく」と強調しました。(玉華、吉野)

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