四川ブン川大地震の震災再建のための重点交通プロジェクト、成都―楽山間の鉄道で2日、敷設工事が正式にスタートしました。

　投資総額405億人民元にのぼるこの鉄道は、四川省北部の江油を起点に、成都、綿陽、徳陽、楽山などを経由し、峨眉山の麓までの全長312キロとなります。2013年には全線開通する予定となっています。　

　鉄道の設計運行時速は200キロ。この鉄道が開通すれば、成都から出発し、南の楽山（世界遺産の楽山大仏）に行く場合、所要時間がおよそ１時間。また、広東省広州までの所要時間も大幅に短縮され6時間となります。（劉非　山下）

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