パレスチナのマンソウル国連常駐代表は27日、ニューヨークの国連本部で、「パレスチナ自治政府のアッバス議長は計画通り29日に、国連オブザーバー加盟申請を国連総会に提出する」と述べました。
マンソウル代表は27日午前の記者会見で、「これはパレスチナ国民にとって歴史的な時であり、国連の歴史にも記録されるに違いない。29日の国連総会はパレスチナの国家的な地位を正式に承認する見込みだ。国連総会による『二つの国』の承認は、パレスチナとイスラエルの真剣な交渉の道を開き、ある国の他国の領土占領を終わらせるのに役立つだろう」と述べました。
マンソウル代表はさらに、「国際社会がパレスチナの地位向上を支持したからには、全ての関係各方面もこれを尊重すべきだ」と強調しています。
193の国連加盟国の多数が支持すれば、パレスチナは直ちに国連のオブザーバー国になれます。これは道義的により多くの国際的な支持を得ることであり、国連機関に参加することで、パレスチナ国家の樹立に有利な政治的条件を作り出すと見られています。(11/28 Lin、大野)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |