このほど発表された最新の「世界風力発電発展報告2012」によりますと、2020年までに風力発電は世界の電力供給の12%を占め、2030年には20%を超えると見られています。そのうち、中国の風力発電の設備容量は2030年までに世界の30%を占める見込みです。
報告によりますと、2030年までに、中国の風力発電の設備容量は279GW(ギガワット)に達し、世界の30%を占め、欧州連合(EU)より2ポイント低く、世界第2位となると予想されています。北米とインドがその後を追い、設備容量はそれぞれ世界の20%と7%を占めるようになるということです。
また、2015年までに、中国では風力発電により330TWh(テラワット・アワー)のグリーン電力が生産され、中国の電力市場でのシェアが向上すると期待されています。
これついて、グリーン平和国際再生可能エネルギー機関の専門家は、「2020年までに、風力電発産業は210万の雇用を創出するだろう。これは目下の3倍だ。『安定』こそが風力発電産業の長期的な発展を確保する最も需要な要素である」と述べました。(馬ゲツ・中原)
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