中国のオンライン決済システムを運営する中国銀聯が8日に、今年の8日間の大型連休期間中の銀聯カードの取引状況を発表しました。それによりますと、去年の国慶節の連休に比べ国内の異なる金融機関間での取引額は41%、海外での取引額は33%とそれぞれ増加しました。
増加の理由について、中国銀聯の関係責任者は「海外の銀聯カード対応環境が改善されたことで、海外旅行で銀聯カードを利用する中国人が増えた」としています。また欧米だけではなく、東南アジアの人気観光地でも銀聯カードの利用が増え続けています。データによりますと、連休期間中の大型観光地のチケット売り場と旅行社でのカード決済額は前の年の同じ時期に比べて、それぞれ125%と108%増加しました。また鉄道、バス、高速道路などの旅客輸送機関でのカード決済額の成長率はいずれも160%以上となっています。このほか航空券、ガソリンスタンドなどでの決済量も大幅に上昇しています。観光と交通業界の支払い環境は絶えず改善され、人々の外出、旅行をますます便利にしています。(陳博、吉野)暮らし・経済へ
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