日本政府の釣魚島不法購入の影響で、9月、上海の海路による外国観光の減少は半数以上にのぼりました。
上海辺境検査部門の統計によりますと、9月、上海港を出入港した豪華客船は延べ25隻で、そのうち、国際客船が18隻、出入国の旅客と船員の数は延べ4万6000人で、減少幅は52%にも達したということです。
豪華客船「海洋神話」号は本来、「上海―日本福岡―韓国済州島(チェジュ島)」コースを計画していましたが、現在は福岡への停船計画をすべて取り消し、代わりに韓国の釜山(プザン)に停船することになりました。
また、中日航路のクルーズ客船と国際客船の経営状況はいっそう悪化しています。「上海―長崎」コースの客船「海洋バラ」号は旅客が非常に少ないことから、20日から29日まで運航を取りやめました。中国と日本を往復する国際客船の「新鑑真」号、「蘇州」号もこの2週間旅客が激減しており、毎回平均で50―60人しかいないということです。(玉華、高橋)暮らし・経済へ
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