中国国家統計局が9日発表した報告によりますと、7月の中国の固定資産投資額の伸び率は今年6月末までの平均に等しく、また工業生産額と消費の成長率は、昨年同期比では6月より下がりましたが、前月比では好転する兆しを見せています。
報告によりますと、今年7月末までに、中国都市部の固定資産投資額は昨年同期より20.4%増え、うち民間による投資額は25.5%増になったということです。中国の一定規模以上の企業(国有企業と年間売り上げ2000万元以上の民営企業)の工業生産額は、前月より0.66%、一般消費財の小売総額は1.05%増加しました。
この他、7月の全国の発電量は前月より2.1%増えました。工業生産用の電気需要が回復してきたためです。データからは、中国経済がゆっくり回復する傾向が見えています。(万、大野) 暮らし・経済へ
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