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 1100種余のチベット植物種子が種子バンクに

2012-07-27 13:47:25     cri    

 中国科学院青海チベット高原研究所によりますと、研究員らが5年間で収集した1100種余のチベット植物の種子が、"ノアの箱船"と呼ばれる中国の重点科学プロジェクト「中国西南野生生物種資源バンク」に保存されたということです。

 チベットは世界で最も生物種が豊富な地域の1つです。2007年から、中国科学院青海チベット研究所、チベット高原生物研究所などの科学研究機関の研究員らが、チベットを流れるヤルンツァンポ川上流や羌塘高原などの地域で、固有種や経済的価値のある植物の種子を1万粒ずつ採取しました。

 中国西南野生生物種資源バンクは2008年10月、中国科学院昆明植物研究院で正式に運営開始されました。ノールウェーの「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」、イギリスの「王室植物園」に引き続き、世界で3番目の種子バンクとなっています。(馬ゲツ・中原)暮らし・経済へ

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