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 国連総長、コソボとセルビアの関係正常化を要請

2012-07-25 12:45:45     cri    

 コソボを訪問している国連のパン・ギムン事務総長は24日、真摯な対話を通じて、セルビアとの関係正常化を実現するようコソボ当局に呼びかけました。

 パン事務総長はこの日コソボ入りし、空港で発表したステートメントで今回訪問の目的について「圧倒的なテーマは、バルカン全域の対話と相互尊重の重要性を主張することである」と強調しました。そして「訪問期間中、すべての指導者と会談するごとに、理解を深めさせる措置をより多く講じるよう特に強調する。また、平和対話を通じて、コソボ北部の敏感で複雑な紛争を解決することも強調する」と述べました。

 この日、パン事務総長は、コソボのヤヒヤガ大統領らと非公開会談を行なった際「欧州連合(EU)は、この地域をめぐる国際的な努力の中では積極的な役割を果たしている。国連はこれからもすべての国際的パートナーと連携し、コソボ国民やこの地域の住民が目指す共同の目標実現のために、努めていきたい」と述べました。パン事務総長はさらに、コソボに派遣した安保理使節団の活動について、「安保理の第1244号決議に基づき、依然として重要な役割を果たしてく」と強調しました。(朱丹陽)

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