中国税関総署は10日、今年上半期(1月―6月)の中国の輸出入総額が1兆8300億ドルを超え、昨年同期に比べ8%増加したことを明らかにしました。
それによりますと、今年の第2四半期から中国の輸出入は緩やかに回復し、新興国に対する貿易が安定して成長しています。輸出では機械・電気製品、輸入ではエネルギー、資源製品などの伸びが目立っているということです。
税関総署の鄭報道官は、中国の貿易について「以前よりも複雑で深刻な状況にあるが、製造業の競争力は短期間に大きく変わることはなく、安定成長と輸入拡大のための政策、措置の効果が徐々に現れてくる」と述べた上で、「世界の経済情勢、特にヨーロッパの債務危機がさらに悪化することがなければ、今年の貿易を10%成長させるという目標は実現できる」との見方を示しました。(鵬、中原) 暮らし・経済へ
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