国家発展改革委員会は5日、「第12次五ヶ年計画におけるエコ産業発展企画」を発表し、2015年に、エコ産業の生産高を4兆5000億元 (約56兆8575億円)に引上げるという発展目標を掲げました。
予測によりますと、2015年には、技術的に実現が可能な省エネ能力を標準炭換算で4億トン以上とし、1兆元(約12兆6350億円)規模の投資を誘致できる見込みです。これによって、省エネサービス業の生産高は3000億元(約3兆7905億円)を超え、産業廃棄物のリサイクル化大きく促せます。また、都市部のゴミや汚水の処理と脱硫・脱硝施設を建設するための投資額は、8000億元(約10兆1080億円)を超え、環境サービス業の生産高は5000億元(約6兆3175億円)に達すると見込まれています。
また、第12次五ヶ年計画(2011~2015)期間中、新興産業の発展を促すため、中国は省エネも技術と設備の産業化、半導体照明の産業化と利用、都市部における廃棄物のリサイクルと再製品化、産業化廃棄物資源の利用、エコ設備及びその製品の産業化モデル事業、海水の淡水化産業拠点の建設、省エネ・環境保全サービス業の育成といった8つの重要なプロジェクトを実施します。(ZHL)暮らし・経済へ
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