中国気象局災害減少・公共サービス局の陳振林局長は2日北京で、「中国は、台風に対する立体観測システムをほぼ整備した。台風の観測において各種の近代的手段が活用され、正確性が確保されている。中国の台風予報能力は、すでに世界の先進レベルに達している」と述べました。
2006年から中央気象台は、台風の上陸時間と位置の予測を3時間置きから1時間ごとに行うようになりました。台風の動きを予測する時間もだんだん長くなっています。2001年までは最多で48時間後の進路と強さを予測していましたが、2001年は72時間後に、2009年には120時間後にまで予測が延ばされています。
このほか、台風の移動方向の予想確度も高まっています。過去5年の中央気象台の24時間後進路予想の誤差は、20年前よりおよそ100キロ減少しました。(朱丹陽 大野)
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