中国新疆ウイグル自治区は、無形文化遺産保護での成果をアピールする展示会を中心都市のウルムチ市で、9日から開催しています。

　出展されているのは、新疆の伝統技芸や美術、医薬などの分野におけるもので、合計約60点です。中でも、新疆の楽器製作、手編み、木細工、刺繍、玉彫刻、切り絵、グルメなどの魅力が注目されています。

　現在、新疆では国家クラスの無形文化遺産の後継者認定を持つ人は47人、自治区クラスの認定を持つ後継者は360人にのぼりました。また、伝統音楽「ムカム」、叙事詩「マナス」、伝統舞踊「メシュレプ」の3つが、世界無形文化遺産リストに登録されたということです。（ミン・イヒョウ）旅行・文化へ