中国の温家宝首相は2日、国務院常務会議を主宰しました。会議では「社会保障の『第12次5ヵ年計画』の綱要」などが可決されました。

　この会議では、現在、中国の都市部と農村部の社会保障の発展がまだアンバランスで、農村地域が明らかに遅れている点や、一部の基本的な保障制度のカバー率がまだ低いなどの問題が指摘されました。

　「社会保障の『第十二次5ヵ年計画』の綱要」によりますと、今後5年間で、社会保障制度と管理サービス体制を完備させ、社会保障のレベルを安定的に引き上げ、依然として残っている問題を基本的に解決するということです。（任春生、山下）暮らし・経済へ