4月20日は二十四節気の一つ穀雨です。浙江省紹興市では、大洪水を治める英雄大禹をまつる「2012年大禹陵祭祀式典」が開かれ、国内外から約2000人の来賓や各界の代表らが参加しました。

　今年は、古代で最高の敬意を表す「禘礼」の形式で、供え物や線香、太鼓、釣り鐘鳴らしなど13の儀式が行われました。

　大禹陵祭祀式典は1995年から始まり、中国人が祖先をまつる伝統的な式典で「北で黄帝陵をまつり、南で大禹陵をまつる」という表現もあります。大禹陵祭祀式典は2007年、国家級の式典に昇格されました。（陳博、山下）旅行・文化へ