習近平国家副主席は13日、「複雑化する当面の国際情勢の下で、中国とベトナムは共に努力し、有益な活動を多く行い、両国関係の正しい発展の方向性を保ち、両国国民の利益を念頭に置き、この地域ひいては世界の平和、安定と発展を維持していくべきだ」と述べました。
これはこの日北京で、ベトナム人民軍のドー・バー・ティ総参謀長らの一行と会談した際のべたもので、習副主席は「中国とベトナムの社会制度は同じであり、それぞれの理想と信念は相通じることが出来、その前途と運命は繋がりがある。これは両国の実務的な協力推進では独特の強みとなり、両国間の矛盾と意見の食い違いの適切な処理にもプラスとなる。1991年に両国関係が正常化して以来、中国はこれまでの友好強化についての方針に基づき、両国関係を一段と発展させてきた。特に、陸地の国境と北部湾海域の区画問題の適切な解決は、両国国民に確実な利益をもたらした。両国軍隊の間の関係はここ数年安定して発展し、それぞれ国防と軍隊の建設に寄与してきた。そして、両国の全面的な戦略協力パートナーシップの発展をも大いに推進した」と述べました。
これに対しベトナム人民軍のドー・バー・ティ総参謀長は、「新しい歴史的な時期に、ベトナムは中国と共に、各分野における協力を一段と強化し、双方の友好の大局を断固として維持し、意見の食い違いを適切に処理し、この地域の平和、安定と発展を促進するために共に努力していきたい。両国軍隊は交流をより強化し、両国関係の大局を維持する上で強固なる基盤になるべきだ」と述べました。(董燕華)
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