中国レアアース産業協会設立大会が8日北京で行われました。協会は、今後国際貿易紛争の解決などで重要な役割を果たすとされています。
レアアース産業協会は、中国の国レベル1級産業協会とされ、中国アルミ社など13社の大手企業が発起人となり、現在までに、採掘、精錬、分離、応用などレアアース産業チェーンの各分野をカバーする155社の会員企業が集まっています。
初代会長には、中国工程院の干勇副院長が選ばれました。干会長は冶金の専門家で、2001年に中国工程院の会員になり、中国レアアース学会理事長も勤めています。
干会長は記者の取材に対し、「協会設立以後の仕事は、積極的に関係部門と地方政府の管理作業を支援すること。業界の自主規制、企業の権利確保などの活動を繰り広げること。科学研究機関、生産企業、下請け企業などの間の調整支援や業界秩序の規範化を進めることだ」と述べました。(劉叡、大野)暮らし・経済へ
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