中国国務院の王岐山副首相は、24日北京で行われた中露旅行協力フォーラムの開幕式で、「中露両国は『旅行年』を機に、企業と個人の積極性を結集し、旅行業を迅速に発展させるべきだ。そして、2015年までに双方への観光客数が延べ500万人を突破できるようにしたい」と述べました。
王副首相は、「現在、世界経済は厳しい状況におかれているが、中露が旅行協力を強化することで消費を促し、経済成長と雇用の増加につながる。これは、更に中露戦略パートナーシップの健全な発展を推し進めることもできる。双方は各自の優位な点を活かし、交流協力を強化し、旅行産業を中露戦略協力の新たな強みに育成したい」と述べました。
今のところ、中国へ来る観光客数でロシアは第2位、逆にロシアを訪れる観光客数で中国は第3位です。2011年、双方の観光客数は335万人を超えました。(劉叡、高橋)旅行・文化へ
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