中国共産党中央政治局の常務委員である全国政治協商会議の賈慶林議長は２２日午後、北京の釣魚台国賓館で呉伯雄国民党栄誉主席一行と会見しました。

　賈慶林議長は席上、「両党の対話と交流は、両岸関係が正しい方向に向かって勢いよく発展するに当たって重要な役割を果たしている。新しい情勢の下でも対話と交流を進め、両岸関係の緊密化や平和発展により良い条件を作り、有力な保障を提供していかなければならない」と強調しました。

　これに対し、呉伯雄国民党栄誉主席は「両岸関係の平和発展や台湾海峡の平和と安定は容易に得たものではない。これまで収めた成果を大切にし、前向きに歩まなければならない。国民党と共産党は引き続き対話と交流を拡大すべきだ」と述べました。（０３／２３　Lin　中原）