EU・欧州連合駐在の中国使節団の呉海竜団長は、8日ブリュッセルで、「都市部の持続的発展分野における交流と協力を推進することは、中国とEU・欧州連合との全面的戦略パートナーシップの重要な内容であろ、協力を続けて行く上での新たな突破口でもある」と強調しました。

　呉団長は「中国では、都市化プロセスが進むにつれて人口の激増と過密、エネルギー消耗の過大、交通の渋滞、大気と水の汚染、歴史と文化遺跡の破壊などが目立っている。これらの問題の解決は、中国住民の最大の関心事であり、政府にとっても大きな課題である」と述べました。

　呉団長は「欧州はこれまで100年あまりの都市化プロセスを通じて多くの貴重な経験を積んできた。持続的可能な都市化の経験を交流し参考にし合うことは、都市部の発展を妨げる問題の解決に有利であると同時に、協力のチャンスも提供される」と強調しました。（朱丹陽）

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