キューバのロドリゲス外相は8日ハバナで、「4月の14日と15日、コロンビアのカルタヘナ市で第6回米州サミットが開かれるが、アメリカはキューバを排除しようとしている。これは納得できないことであり不公平なものだ」というキューバ政府の立場を表明しました。
ロドリゲス外相は「アメリカのこのような態度にキューバはまったく驚いていない。これは、アメリカがキューバ排除という政策を長期に取っている結果である」と強調した上で、キューバのサミット参加を斡旋していたコロンビアに感謝の意を示しました。
コロンピアのサントス大統領によりますと、キューバが参加できない理由は、米州機構の34の加盟国がこの問題で合意に達しなかったからだとしています。
これを受けてキューバのロドリゲス外相は、「この問題での合意にはワシントンの許可が必要だ。アメリカは最初からキューバを排除するつもりであり、これは、コロンビアとラテンアメリカひいてはカリブ地域の国々を尊重していないことの表れだ」とアメリカを非難しました。(朱丹陽)
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