中国国家観光局のデータによりますと、2003年に香港とマカオへの個人旅行を解禁して以来、2011年末までに内陸から香港を訪れた個人旅行者は7840万人、そしてマカオへの個人旅行者は4600万人で、合わせておよそ1億2400万人に達したということです。

　国家観光局の関係者は「香港とマカオへの個人旅行を許可する政策の実施が、内陸からの旅行者に利便性を提供した」と説明し、「これにより香港とマカオの旅行業、ホテル業、飲食業、交通業、販売業などの発展が促進された。また、香港とマカオの雇用拡大、人々の暮らしの改善など、経済の発展に重要な効果をもたらしている。同時に香港、マカオと内陸の民間における経済や文化の交流が強化されるという重要な役割を果たしている」と述べました。（佟同、中原）旅行・文化へ