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専門家、習副主席訪米が両国民間交流の新たな活力に

2012-02-17 19:44:45     cri    
 アメリカを訪問中の中国の習近平副主席は現地時間の15日午後、アメリカの第2の訪問先であるアイオワ州マスカティンを訪れ、27年前に泊まった部屋で昔の友人達と旧交を温めました。

 これについて、中国共産党中央党学校国際戦略研究所の高祖貴研究員は「一国の首脳が訪問先の国民と互いに理解を深めることは、外交の枠を超えたものだ。習副主席にとって話す相手はアメリカであり、話す相手にとって習副主席は中国そのものである。この再会を通じて、アメリカの昔の友人達は中国のことや中国人をより理解できるだろう」と述べました。

 同研究員はまた、「今回の習副主席とアメリカの旧友との再会は中米両国の民間交流に新たな活力を注ぐものと考えている」と述べた上で、「ワシントンで習副主席がアメリカの元政府要人と会談したことは、中国が両国関係に貢献したアメリカの友人を重視していることの表れである。習副主席とオバマ大統領が達成した新たな共通認識は中米両国に重要な意義がある。今回の訪米の最後の訪問先であるロサンゼルスで、双方が経済貿易の協力について重点的に討議することは、両国の未来にも影響を及ぼすだろう」と指摘しました。

 習近平副主席の訪米について、同研究員はさらに「率直、実務、自信、積極の4つの言葉で今回の訪米を評価できる」と語りました。

 中国の新聞「新京報」は習副主席の訪米について論評を発表し、「中米両国の関係は、単なる経済貿易分野の協力関係を超えて、工業・農業・生産業などの分野での外交関係をも上回り、文化や制度などの外交関係にまで入り込んでいる。どのような外交手段が両国国民に対して説得力があり、両国国民を引き付けることができるのか、現在、新しい研究テーマとなっている」と指摘し、「習副主席の今回の訪米は、アメリカ国民が最も見たく、また聞きたいと思うニュースである。これらのニュースは大国のイメージを代表するだけではなく、両国関係発展の希望と可能性をも表している」と評価しました。(万、小野)

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