中国の政府機関と国有企業の財務収支を監査する機構である中国審計署は、各級の機構に対して、「今年は、財政リスク、金融リスク、資源環境リスク、社会安定リスク、海外投資リスク、情報化条件下の社会リスクなどに注意深く見守るよう」、求めました。

　これらリスクの対応について、審計署は「国の安全を維持するための予防、公開、防止といった自らの機能を十分発揮していく。危機意識とリスク意識を高め、経済社会が運営中に表れる問題とリスクを見守っていく。同時に、重大なリスクの開示と伝達の力を増強していく」としています。

　さらに、各級の機構に対して、「全国と未来に根本的な影響を与え、及び深刻なリスクが潜んでいる問題などを公開・伝達し、問題の善処と損失の防止に力を入れることを求めました。（朱丹陽　kokusei）暮らし・経済へ