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 温首相、イランおよびシリア問題について態度表明

2012-01-19 10:18:53     cri    

 カタールを訪問中の中国の温家宝首相は現地時間の18日、ドーハでカタールのハマド・ ビン・ジャーシム首相兼外相と、イラン問題およびシリア問題について意見を交換しました。温首相は、「それらの問題に関しては、国際社会が建設的な役割を発揮すべきだ」と述べました。

 イラン問題について、温首相は、「現在、地域の情勢は複雑かつ不安定であるが、各方面の共同の利益に合うように、いち早く緊迫した情勢を緩和させるべきだ。中国は核不拡散体制の維持を主張し、イランの核兵器開発や核保有に反対し、中東非核兵器地帯の設置を支持する。中国はイラン問題が政治的な手段で平和裡に解決することを希望し、イランと6カ国の対話の早期再開を願っている。国際社会はこのために建設的な役割を発揮すべきだ」と語りました。

 シリア問題について、温首相は、「中国はシリア国内の関係各方面が暴力を一切停止し、対話と協議を通じて問題を解決するよう呼びかける。そして、アラブ連盟の調停と努力が実を結ぶよう希望する。アラブ連盟の監視団が引き続き客観的で、公正な調査を行うことを歓迎する。国際社会はシリア問題について積極的で建設的な役割を発揮すべきだ」と述べました。(白昊、小野)

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