1月17日、故郷で旧正月―春節を過ごすためバイクで帰省する江西省出身の出稼ぎ労働者たちが、浙江省の衢州市を通過しました。
浙江省衢州市常山県内の道路でバイク帰省族の江西省出身の出稼ぎ労働者を護送する交通警察官
この日は旧暦では12月の24日になります。浙江省のほとんどのところでは連日の雨が上がり、晴れ間が広がりました。数千人の江西省出身の出稼ぎ労働者はバイクに乗り、寧波、金華、温州、台州などを出発したあと、浙江省と江西省を結ぶ道路を走り、故郷に向かいました。これら「バイク帰省族」にとって、骨身にしみる寒さに耐え、数百キロの長い道のりをゆく苦労は言うまでもありません。しかし、途中には多くの「春運」(旧正月の帰省ラッシュ)サービスステーションが設けられ、ステーションのスタッフはこれら「バイク帰省族」に熱いお茶と食事を用意しています。「バイク帰省族」はここでしばらく休んで元気を取戻し、再び出発します。統計データによりますと、2011年に全国から浙江省に来た出稼ぎ労働者は2000万人を超えたということです。(陳博、高橋) 暮らし・経済へ
「春運」サービスステーションで親と一緒に帰省する江西省の男の子に「春聯」(春節の風習の一つ。赤い紙に各種縁起の良い対句を書き家の入口などに貼る紙)を贈る浙江省衢州市常山県の青年ボランティア
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