中国の温家宝首相は28日、国務院常務会議を招集し、「7・23」高速列車衝突重大事故の調査報告を聴取しました。
調査報告によりますと、温州市で発生した重大な鉄道交通事故は、列車コントロールセンターの設備に深刻な設計上の欠陥があること、使用前検査が厳格でないこと、そして落雷による設備故障に直ちに対応できなかったことなどの要因で引き起こされたものだということです。
会議では、中国鉄道省、通信信号グループ、通信信号研究設計院、上海鉄道局などの関係部門の54名の責任者に対し、党の規律と行政規律上の処分を課すことで合意しました。また、関係責任者に犯罪の疑いがあるかどうかについて、司法機関が法に基づいて単独調査を行っているということです。
会議は「『7・23』重大鉄道交通事故の発生後、国務院は高速鉄道と建設中のプロジェクトに対する安全検査を行っている」と説明し、「問題や問題となる可能性が見つかった場合、鉄道省は改善を求める措置を実施し、隠れた危険を取り除いていく」としました。(Katsu、中原)暮らし・経済へ
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