南アフリカのダーバンで開かれている国連気候変動会議はより緊張かつ複雑な第2段階に入ることになります。これまでの1週間、世界各国、特に発展途上国が最も関心を寄せる「京都議定書」の第2約束期間とグリーン気候資金という二つの鍵となる問題については、まだ実質的な進展を遂げていません。中国代表団の解振華団長は4日、ダーバンで「各関係国が人類の生存発展に責任感ある態度を持ち、多角的なメカニズムのため、最もよい方策を探すことを期待する」との考えを示しました。今日の中国リポートはこれについて北京放送記者のダーバンからのリポートをお送りしましょう。このリポートには次のように書かれています。
中国代表団の解振華団長は3日、ダーバンに到着し、4日の午前、国連気候変動枠組み条約( UNFCCC)事務局のクリスティアーナ・フィゲレス局長と共に「中国コーナー」の開幕式に参加しました。解振華団長はその席上(音響1)
「中国各地の経済発展が不均衡なので、中国政府は経済発展、貧困撲滅それに国民生活改善と気候変動対応、環境保護などの試練に直面している。それでも、責任感ある国として中国は気候変動問題を高く重視し、気候変動対応を国民経済社会発展戦略に取り入れ、世界気候変動対応に最善の努力を尽くした」と述べました。
現在、中国は今後5年間のグリーン低炭素発展政策指針を定め、2020年までにGDP単位あたりの温室効果ガス排出量を2005年より40%~45%削減する目標を表明しました。過去5年間、中国ではGDP単位当たりのエネルギー消費量を19.1%削減し、標準石炭消費量を6.3億トン減少した。これは二酸化炭素排出量を15億トン削減したことに相当するとのことです。
国連気候変動枠組み条約事務局のクリスティアーナ・フィゲレス局長は「中国の自発的な排出削減行動はすでにほかの国のモデルとなる」とした上で 、「中国は現在の条件の下で平等かつ自発的な気候変対応方式を作り出した。特に、第12次5カ年計画は中国が自分なりの方式で国内の自発的な排出削減目標と行動を実現する決意を示し、また、カンコン合意の実施に推進的な役割を果たすことになる。中国の発展パターンは世界の多くの国の手本となっている」と述べました。
国連気候変動枠組み条約と京都議定書の要求に基づき、先進国は歴史的責任があり、率先して大幅に削減する責任を負うべきであります。例えば、資金提供や技術支援それに気候変動対応レベルアップにおいて途上国に支援を提供する必要があります。一方、途上国も持続可能な枠組みの下で積極的な対応措置を講じるべきであります。ただ一部の先進国の行為は世界を失望させました。
次のもっと難しい交渉段階についてフィゲレス局長は「中国代表団が鍵となり、かつ建設的な役割を果たすことを期待する」との考えを示しました。これに対し、中国代表団は今大会が全面的かつ均衡的な進展を遂げることを望むと示しました。
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