中国国務院安全生産委員会事務室はこのほど、園児ら19人の死者を出した、甘粛省慶陽市の送迎バス事故について、地方政府に通達しました。
現在までの調査によりますと、事故原因は、定員を大幅に超えて園児を乗せた幼稚園の送迎バスが、濃い霧の中、反対車線を制限速度を超過して逆走したことにあります。この事故により、一部の地方のバスの違法な定員超過状況が深刻で、送迎バス安全管理措置が整備されていないなどの課題が浮き彫りになりました。
送迎バスの交通安全活動を更に強化し、事故の再発を予防するため、国務院安全生産委員会は、地方政府に、小中学校と幼稚園の送迎バスの安全問題を重視し、送迎バスの安全監督管理の長期的な制度を樹立し完備させること、小中学校と幼稚園の送迎バスの安全の潜在的な危険を調査すること、送迎バスの安全教育に取り組むこと、事故の調査と処罰の制度を厳格に実施することなどを要求しました。(hj 大野) 暮らし・経済へ
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