中国外務省の劉為民報道官は23日の定例記者会見で、「国連気候変動ダーバン会議が「共通で差異のある責任」という原則を堅持し、『国連気候変動枠組み条約』と『京都議定書』の二つのプロセスを堅持することを期待している」と述べました。
国連気候変動会議は11月末南アフリカのダーバンで開催されます。中国は22日「気候変動対策の政策と行動2011」白書を発表し、過去5年間の気候変動に関する政策、行動とその成果、および今後5年の計画と方針を紹介しました。
劉報道官はさらに、「ダーバン会議について、中国側の具体的な立場は三つだ。まず、『京都議定書』に参加した先進国は第2約束期間の数値目標をその他の先進国は『国連気候変動枠組み条約』の枠組みで約束した数値目標を実行すること。次ぎは、安定した財政と技術の提供。三つ目は、発展途上国は資金援助や技術の提供を前提に自主的な目標を提出することである」と述べました。(ooeiei、志摩)
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