北京大学社会学科の陸傑華教授は、「現在、中国で実施されている家族計画政策は、多くの面において世界にプラスの影響を与えている。家族計画は中国の出生率を下げたが、さらに重要なのは、人口成長の抑制が資源、環境への圧力を緩和し、炭素の排出を減少したことだ。同時に、中国の貧困者数の減少もその人口政策と密接に関わっている。現在、中国農村部の1人あたりの平均純収入および都市部の1人あたり可処分所得などが大幅に向上し、貧困人口は著しく減少した。中国の人口政策は、その他の発展途上国、特に発展途上の大国にとってモデルとなるだろう」と述べました。
統計によりますと、世界の人口に占める中国の人口の割合は、改革開放当初の22%から2010年は19%にまで下がりました。また、人口の増加率は世界の平均レベルより低く、1人あたりGDPの年間平均成長率は8.8%に達し、世界平均レベルの4倍となっています。(董燕華、大野)暮らし・経済へ
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