中国の輸送船がタイ領内のメコン川流域で襲撃された事件で、タイに留まっていた中国船舶と船員のうち、最後の輸送船4隻と21人の船員が23日午後4時5分、中国雲南省シーサンバンナ・タイ族自治州の関累港に無事到着しました。これで、タイ領に留まっていた全ての中国船舶と船員が無事帰国したことになります。
10月5日、中国の輸送船「華平号」と「玉興8号」がタイ領内のメコン川流域で襲撃を受け、その後の調査で13人の中国人船員全員が被害にあったと確認されました。この襲撃事件の影響で、他の26隻の中国輸送船と164人の中国人船員がタイのチェンセン港に避難していました。
10月16日、中国巡視艇に保護され、チェンセン港に停泊していた11隻の輸送船と78人の船員が無事に関累港に到着しました。残りの輸送船と船員は安全水域に到達した後、他の作業を終えてから順次帰国する予定でした。(劉叡、大野) 国際・交流へ
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