第2回BRICS（ブリックス）諸国国際競争法会議が21日に北京で開幕しました。会議は「経済グローバル化における競争法の執行」をテーマに、中国、ロシア、ブラジル、インド、南アフリカの「BRICS」5カ国のほか、アメリカ、イギリス、スウェーデン、シンガポール、日本など40の国と地域、国際機関から、300人余りの代表が出席しています。中国の王岐山副首相は開幕式に出席し挨拶を行いました。

　2日間にわたって開かれる会議では、BRICS諸国の閣僚が「北京コミュニケ」に調印するほか、「BRICS諸国の競争法と政策に関する最新発展と施行」というテーマをめぐって検討します。また、各国の政府高官や専門家、学者は「経済グローバル化の下での市場支配地位濫用の防止」や「知的財産権の保護と反独占政策の実施」、「競争政策と産業政策の関係」といった9つの議題をめぐって議論します。（09／21　Ｌｉｎ、吉野）暮らし・経済へ