アメリカ国防省米軍報道局が5日伝えたところによりますと、イラク駐留米軍の最終撤兵期限が近づいてきたため、6割近くの米軍の装備がすでにイラクから撤退し、残された装備は計画に基づいて、今年末までに撤退するということです。

　米軍輸送司令部装備撤退担当者は、「昨年8月末に作戦任務を終えたイラク駐留米軍の170万点の装備を撤退した。残りの100万点の装備は今後の5ヶ月間に続々と撤退する。装備の殆どはアメリカに運びかえるが、一部はイラク治安部隊、あるいはアフガン駐留米軍に渡す。現在イラクはまだ、米軍駐留期限満了後、引き続きイラクに駐留してもらうかどうかの最終決定を行なっていないため、残りの米軍駐留部隊と装備の撤退に困難をもたらしている」と述べました。（翻訳：董燕華）国際・交流へ