2012年のロンドン五輪まで、ちょうど1年となった27日、イギリスの国連駐在代表団はニューヨークの国連本部で、カウントダウン時計の除幕式を行ないました。

　国連のパン・ギムン事務総長は席上談話を発表し、「ロンドンが世界に向けて『グリーンで、環境にやさしく、それが一過性で無い大会』を開催すると約束したことを歓迎する。今回の五輪は、大きなスポーツイベントと言うだけでなく、世界規模の平和事業としても重要な意義を持っている。2012年の五輪開催で、ロンドンは五輪を3回開催した初の都市となる。1908年のロンドン五輪で、マラソンの基礎が確立された。1948年のロンドン五輪では、軍人の身体障害者が初めて参加し、パラリンピックの基となった。今回の2012年ロンドン五輪は『持続可能な発展』というテーマで開催される」と述べました。

　なお、このイベントと同時に、ロンドン市中心にあるトラファルガー広場でも開幕1年前の祝賀イベントが行なわれました。（翻訳：玉華）　国際・交流へ