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中国外相、「南海の航行自由は保障されている」

2011-07-24 15:43:09     cri    

























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 第18回ASEAN地域フォーラム(ARF)外相会議が23日、インドネシアのバリ島で閉幕しました。会議に出席した中国の楊潔チ外相は、会議終了後、内外メディアの取材に、「中国は一貫して、南海の航行自由と安全確保に力を入れており、中国とASEAN諸国との協力には広大な将来性がある」と語りました。

 楊潔チ外相は内外のメディアに対して、「中国とASEANは『南海行動宣言』実施に向けた指針で合意した」と、その意義を高く評価しました。

 「中国とASEAN諸国の高級事務レベル会合で、『南海行動宣言』実施に向けた指針で合意したことは、たいへん重要な出来事だ。指針をめぐる交渉は数年前から始まっているが、今回の合意は各国を勇気付けた。『宣言』の発表は地域全体の平和と安定、関連島嶼の領有権争い、関連海域の線引き問題の解決に向け重要な促進効果を果たしたことを強調したい」

 楊外相は、「中国は『宣言』の具体化に向け、積極的な提案を数多く行なっている。関係国は相互信頼を一層深めるため、実務的な協力を一層深めなければならない」と語りました。

 「『宣言』と「指針」のどちらも、紛争は当事国が友好協議で解決を図るべきことを明確にしている。その他の関係国もこうした協議と話し合いを支持すべきであり、各国ともこの約束を守り、『宣言』に従って行動し、「指針」に基づいて物事を行なうべきだと思う。当面の急務は、実務的な協力を推進させることだ。中国は、すでに、海の科学調査や環境保全などを始め、積極的提案も数多く行なっている。私たちとしては、ASEAN諸国の提案も検討したい。道は一歩一歩進むものだし、食事は一口一口食べるものだ。いまは、これらのプロジェクトをなるべく早くスタートさせ、成果を収め、一歩一歩進むことだ。もちろん、条件が成熟した際は、『南海行動準則』の制定に向け、ASEANと協議もしたい」

 楊外相は、「南海の航行は自由であり、航路は安全だ。アジア地域の経済成長は南海の航行自由と切り離すことができない。南海の航行自由と南海紛争は異なるカテゴリーの問題だ」とも強調しました。

 「私は会議で、この地区の航行の自由は保障されていると訴えた。仮に、保障されていないとすれば、アジアが世界で最も成長の勢いがある地域になったこと、金融危機後、アジアが世界経済の成長に50%も貢献し、中でも、中国だけでも26%の貢献をしたことの説明がつかない。だから、南海の航行の自由は常識であって、その維持が私たちの共通の関心事でもある。一部の二国間関係においては、争いが残っているものの、南海の航行の自由に影響することはなく、将来も南海の航行の自由が妨げられるような事態は許されない」

 楊外相はさらに、今回の外相会議の成果を評価し、会議に来た成果があったと話しました。

 「全体的に言うと、南海およびアジア全体は平和状態にある。私たちの共通の努力により、この大勢は継続されていくと信じている。中国は引き続きアジアの平和安定と発展に貢献したい。中国とASEAN諸国との協力には広大な将来性があり、明日は今日よりもさらに良くなるに違いない。私たちはアジア太平洋のその他の国と共に手を携えて前進していきたい」

 (翻訳:Yan、大野)

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