中国の楊潔チ外相は21日、インドネシアのバリ島で開かれたASEAN・東南アジア諸国連合の地域フォーラム外相会議に出席し、ASEAN輪番議長国であるインドネシアのマルティ・ナタレガワ外相やラオスのトンルン・シースリット副首相兼外相、ミャンマーのワナ・マウン・ルイン外相、および韓国の金星煥（キム・ソンファン）外交通商相とそれぞれ会談を行いました。

　インドネシアのマルティ外相と会談した際、双方は中国とインドネシアの関係において良好な発展の勢いを保ち、両国の指導者が合意に達した両国関係の更なる強化に取り組み、各分野での実務協力を進めることで一致しました。

　ラオスのトンルン・シースリット副首相兼外相と会談した際、楊潔チ外相は「今年は中国とラオスの国交樹立50周年に当たる。両国はハイレベル交流を強化し、経済貿易など各分野での協力を促進していくと共に、各分野での協調を強化し、両国関係を新たな段階に引き上げる必要がある」との考えを示しました。トンルン・シースリット副首相兼外相は、長期にわたる中国の対ラオスの援助と支持に感謝の意を表しました。

　ミャンマーのワナ・マウン・ルイン外相と会談した際、双方は「中国とミャンマーの全面的な戦略協力パートナーシップを強化する行動計画の策定に取り組み、国際と地域事業および多国間メカニズムにおける相互支援と協力の促進に尽力する」との考えを示しました。

　楊潔チ外相はまた、ASEANのスリン事務総長と韓国の金星煥（キム・ソンファン）外交通商相と会談を行いました。（翻訳：ｈｊ）