世界的に有名な市場調査会社J.D.Powerアジア太平洋会社はこのほど、2011年中国リテール銀行消費者満足度研究報告を発表しました。最新の満足度ランキングでは、招商銀行が三年間連続で1位になり、浦発銀行は2位、光大銀行は3位となっています。中国で「四大銀行」と呼ばれる中国銀行、農業銀行、工商銀行、建設銀行は今回の調査で、トップ10にも入れなかったということです。
報告ではまた、2011年中国リテール銀行消費者満足度の得点は685点(満点1000点)となり、2010年の693点より8点が下がりました。過去の一年間、いくつかの銀行サービスが無料から有料に変更されたことが、満足度下落の原因とみられています。「サービス料金」の問題に対しては、2010年より55点も下がりました。
J.D.Powerアジア太平洋会社の責任者は「消費者満足度において有料サービス問題の影響を避けることもできる。『有料項目の変更と変更後の収益を主導的に知らせる』ことによって消費者の不満を大幅に減らすことができる」としています。(翻訳:オウギ チェック:山下) 暮らし・経済へ
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