欧州委員会は13日、「ギリシャは依然として、債務危機の中にあり、緊縮財政政策と経済改革の実行に力を入れるべきだ」と述べました。

　欧州委員会は，この日発表した報告書の中で、「2011年上半期、ユーロ圏債務市場は依然として不安定である。今後、債務危機に対応することはユーロ圏が直面する主要課題となる」としています。

　また、報告書は、「EUとIMF・国際通貨基金の援助を受けたギリシャ、アイルランド、ポルトガルは、いずれも有力な対策を講じて財政を引き締めている。構造改革も進行中である。しかし、この3ヶ国、特にギリシャは一層の経済改革を推進しなければならない」としています。（翻訳：玉華）

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