環境保護分野における2010年の世界と中国の10大ニュースの推薦結果が21日、ケニアの首都ナイロビにある国連環境計画（UNEP）本部で発表されました。

　1万本余りの再生プラスチックで作られたボート『プラスティキ号』の太平洋横断成功のニュースが世界の10大ニュースのトップに、国家エネルギー委員会が中国に設置されたというニュースが中国の10大ニュースのトップにそれぞれ選ばれました。

　この推薦活動は国連環境計画と新華社報道研究所などの機関や関連メディアの共同主催によるものです。国連環境計画はこの日、「『プラスティキ号』の太平洋横断、国連環境計画とロンドン経済学院による『温室排気ガス削減の約束についての重要声明』の共同発表、アメリカメキシコ湾「ディープウオーター ホライズン油田原油流出事故」という順で『世界10大環境保護ニュース2010』を発表しました。

　また、「国家エネルギー委員会の設立」、「中国の第11次5カ年計画の廃棄物削減目標、繰り上げて完成」、「省エネ環境保護産業の第12次5ヵ年計画目標への投資額が3兆元に」、そして「中国で最初の全国範囲における汚染源の全面調査」などのニュースが2010年の中国10大ニュースに選ばれました。（翻訳：董燕華）

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