中国商務省の王超次官は、18日、重慶で、「中国は外資投資の方式を豊かにし、投資のソフト面における環境の整備を図り、関連政策を一層充実させ、外資を戦略的新興産業に投資するよう導いていく」と述べました。

　王次官の明らかにしたところによりますと、今年の1月から5月まで、中国の実行ベースの外資利用額は480億ドルで、前年同期より23.4％増えました。また、外資投資の構造と対象地域にはいずれも喜ばしい変化が現れ、近代サービス業、ハイエンド及び付加価値の高い製造業への外資投資が伸び続けているとともに、中西部地区の実行ベースの外資利用は72億ドルに上っており、前年同期より50％伸びたということです。

　王次官はまた、「中国は『外資投資産業指導目録』をいち早く公布し、外資をハイテク、省エネ環境などの戦略的新興産業に誘導し、サービス業の対外開放を積極的かつ確実に推し進めていくと同時に、外資投資の方式を一層豊かにし、資金調達のルートを広げていく。また、投資のソフト面における環境を引き続き整備し、許認可の権限委託範囲を一層広げ、外資投資企業とのコミュニケーションを維持し、強化させていく。さらに、安定かつ透明で、規範化された、高効率な行政環境を作り出していく」と強調しました。（翻訳：Yan、小野）

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