長江中下流地域の強い雨に対応するため、中国気象局は12日10時に、重大気象災害レベルⅢの緊急対策を起動しました。
予報では、13日から、長江中下流地域で、強い雨が降ると予想されています。今回の集中豪雨は降雨時間が長く、雨の範囲も広く、雨脚が大変強いのが特徴です。これに加え、これまで続いていた干ばつにより、土壌がぱさぱさしていたため、山津波、がけ崩れ、土石流などの災害が起こりやすくなると同時に、雷雨や強風なども伴うだろうと予想されています。
こうした災害性気候に積極的に対応し、気象サービスを全面的に提供するため、中国気象局の矯梅燕副局長は12日10時に、『中国気象局による重大気象災害レベルⅢ応急対策』の起動に署名しました。これに基づき、中国気象局応急弁公室、減災局、予報局、観測局、気象センター、気候センター、衛星センター、情報センター、探測センター、公共サービスセンター、新聞社、華風集団、湖南、湖北、安徽、浙江、貴州省の気象局が直ちにレベルⅢの応急レスポンス状態に入りました。また、今回の災害性気候の影響を受ける可能性のある省(直轄市、自治区)の気象局も緊急対策の起動に向けて準備を整える必要があるということです。(翻訳:Yan、吉田)暮らし・経済へ
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