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 南アジア諸国商品展示会で各国が色彩放つ

2011-06-08 17:20:57     cri    
 雲南省の中心地昆明市では6日、「中国昆明輸出入交易会」と「南アジア諸国商品展示会」が始まりました。雲南省にとっては南アジア向けの開放の窓口となる今回の商談会は、南アジア諸国の特徴を鮮明に出しています。南アジア8カ国がすべて出展し、展示ブースの数も去年より7割近く広がりました。この展示会は、今年からテーマ国制度を実施し始めました。そしてスリランカが初のテーマ国に選ばれました。

 スリランカは今回は最大の代表団を派遣しており、その展示ブースが100を超えています。展示品にはお茶、ジュエリー、アパレルと観光など分野に及んでいます。スリランカ国営の製茶企業の責任者は「中国はわが国にとって重要なお茶の市場である。今回は製茶企業10社を率いてきた。現在、わが国は世界最大の紅茶の生産国として中国市場を狙っている。スリランカ紅茶の中国での販売量は、今年は去年より大幅に増加したが、2年後にはさらに多くの都市で販売できると信じている」と意欲を示しました。

 またパキスタンからは、特色のある手工芸品企業、ジュエリーメーカーとファッションメーカーが出展しています。そしてバングラデシュの展示ブースには、不動産、海運、貿易などの企業が集まっています。

 このほかネパールは今年を観光年に指定したため、特別コーナーを設けたりして、観光資源のアピールに力を入れています。ネパール中国経済貿易協会の会長は「われわれはすでに、北京、上海、ラサ、成都などで宣伝を進めているが、今回の展示会でも、もっぱら観光展示ブースを設けた。入場者にネパールの観光商品をよりよく知ってもらうため、わざわざ中国語版のハンドブックを持ってきた。将来は10万人の中国観光客がネパールに来ることを目指している」と語りました。(朱丹陽) 旅行・文化へ

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