NATO・北大西洋条約機構のラスムセン事務局長は30日、ブルガリアのバルナで、「ヨーロッパ・大西洋地域の安全保障環境を改善するため、NATOはロシアと真の戦略的パートナーシップを確立する必要がある」と述べました。
これは、ラスムセン事務局長がNATO議員会議で述べたものです。さらに、ラスムセン事務局長は、ヨーロッパのミサイル防御システムを構築する上で、NATOとロシアには意見の食い違いがあるとした上で、「NATOの責任は加盟国を保護することで、その他の国を保護することではない」と述べました。
また、ラスムセン事務局長は、「NATOとロシアは、それぞれ独立したミサイル防衛システムを構築するが、情報交換センターを通じて緊密に協力できるし、そうすれば2つのシステムはより効果的に運行できる」と改めて強調しました。(翻訳:玉華) 国際・交流へ
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