中国の習近平国家副主席は18日、北京で、欧州理事会のヘルマン・ファン・ロンパウ常任議長と会談を行ないました。習副主席は「今後数年は、中国とEUの関係発展において、重要な戦略的時期にある。双方はマクロ的方向をしっかりと把握し、平等と相互信頼の原則、更に互恵及びウィンウィンの信念を守り通し、各分野における交流と協力を確実に前進させるよう推し進めていかなければならない」と強調しました。さらに、「中国はずっとEUを世界の重要な力とみなしている。またEUの一体化プロセスを一貫して支持しており、EUとの全面的パートナーシップの発展を重視している」と話した上で、ファン・ロンパウ常任議長に中国の発展状況および今後5年の発展計画を紹介しました。

　ファン・ロンパウ常任議長は「EUは中国と各分野における協力を一層強化し、二国間関係の長期性と戦略性を際立たせ、EUと中国の全面的戦略的パートナーシップがより高いレベルに向かって発展していけるよう推し進めてほしい」と強調しました。（翻訳：Yan、丹羽）