5日に発表された北京市第6回全国国勢調査によりますと、2010年11月1日零時までに、北京の常住人口は1961.2万人で、2000年第5回全国国勢調査と比べ44.5%増加しました。このうち、常住人口に占める地方出身者の比率は2000年の18.9%から2010年の35.9%にはね上がり、これは3人に1人が地方出身者となります。
今回の国勢調査によりますと、北京市人口の年平均増加率は3.8%ですが、同時期の全国の人口の年平均増加率はわずか0.57%となっています。北京市の人口増加速度は全国の人口の年平均増加速度の6.6倍になっています。
また、国勢調査データでは、北京常住人口のうち男性と女性の比率はそれぞれ51.6%、48.4%となっています。常住人口の性別比率(女性100人に対する男性の比率)は、2000年第5回全国国勢調査の108.9%から106.8%に下がりました。これにより、人口の性別比率は徐々に合理的な方向に向かっているということが明らかになりました。
また、地域分布から見ると、朝陽区の常住人口が最も多く、354.5万人で、その次の海淀区と豊台区の人口はそれぞれ328.1万人と211.2万人です。これにより、北京における45.6%の常住人口はこの3つの区に集中していることが分かりました。(翻訳:ken チェック:小野)暮らし・経済へ
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